第ニ回映画制作セミナー
平成22年7月18日
佐賀大学文化教育学部5号館情報演習室にて、「第ニ回オープンシネマコンソーシアム映画制作セミナー」が開催されました。
今回のセミナーは午前の部と午後の部に分かれて行われました。午前の部は特別講師として、NHK佐賀放送局 番組制作デスクでディレクターの福山 剛氏に「ドキュメンタリーについて」というテーマでご指導いただきました。
福山氏の提案で、学生みんなが福山氏を囲んでの座談会方式で講義は進みました。学生の質問、その一つ一つに対して語りかけるように答えていただき、学生も質問しやすかったようです。
「付箋紙」を使ったシーン構成方法でわかりやすく論理展開を教わり、制作者としての心構えとして「引き出しを多くもつ」、「決してあきらめない」、「真摯な姿勢で取り組む」ということを講義していただきました。より実践的な内容で、オープンシネマでもすぐに活用できそうです。
午後の部の特別講師は有田工業高校教諭で同校放送部の顧問でもあられる吉永 伸裕氏をお招きし、「映像編集のキモ」というテーマでご指導いただきました。
吉永氏の指導のもと、放送部で制作された「ドキュメンタリー」と「ドラマ」の2本の作品を上映していただきました。そのクオリティーの高さに学生も驚いた様子でした。
その2本の作品をもとに「絵コンテ」の描き方や、場面ごとの撮影方法などを詳しく教えていただきました。作品を鑑賞した後の説明だったので、学生も理解しやすかったようで、うなずく姿が何度も見られました。
最後に話された「今ある素材をいかに料理するか」、「いかにして伝えたいことを効果的に伝えるか」という言葉を胸に、今後の作品制作に生かしてほしいです。










