大学間発達障害支援ネットワークの構築と幼保専門職業人の養成

支援学生感想

佐賀大学

佐賀大学では、「ウルトラマンクラブ」という運動&遊びの場を設けています。月2回程度、大学の体育館にさまざまなレクリエーション用具を出して学生と子どもたちが活動します。
子どもたちは、自分にできそうな、おもしろそうな活動を選択して自由に過ごします。
ルールをとくに設けず、子どもたち主導で運動や遊びを行なえるようにしています。

活動を通して、子どもたちは体を動かす楽しさや他者と活動を共有する楽しさを体験することができます。
保護者は、子どもが楽しんでいる様子を見学したり、保護者同士で交流したりすることができます。
学生は、運営を学んだり、子どもを理解したり、発達障害を理解したりすることができます。

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学生の感想

以下に、学生の感想を紹介します。

Aさん 大学生の考え方とは異なる子どもたちならではの遊びの発想を知ることができた。いろいろな遊びに次々興味をもつ姿はとても楽しそうだった。ボール遊びでは、何度も成功するまで挑戦する姿が印象的だった。
Bさん 担当した子どもは、気に入ったのか、ほとんど同じ遊びをしていた。同じ遊びをそのままさせておくのか、それとも違う遊びに促すべきか、判断することが難しいと思った。

多動・衝動性によっていろいろな遊びに興味をもつ子もいれば、ひとつの活動にこだわりをもっている子もいます。
さまざまな子がいて、個に応じたさまざまな対応が求められていることを、学生たちは活動を通して学びます。
今回紹介した学生は初回参加でした。今後、彼らの感想がどのように変化していくのか楽しみです。


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使用用具
様々なレクレーション用具
学生による準備の様子
学生による準備の様子
ミーティング風景
ミーティング風景